適応障害・うつ病でのご相談

2020/10/13

障害年金はほとんどすべての傷病で申請することが可能となっており、傷病名ではなく、日常生活の困難さで審査をされることとなっております。しかしながら、障害年金では認定の対象としないとされている傷病が一部あり、その中に「適応障害」が含まれています。適応障害は精神疾患の中でも神経症に区分される病気になります。これに比べて「うつ病」は精神病に区分されます。その大きな違いは、神経症が自己治癒力で治る病気とされている点です。そのため、傷病名に対象外となる適応障害などの神経症が含まれる場合には注意して申請を進めていく必要があります。

障害の状態

病名 うつ病(適応障害)
性別 男性(50代)


強い意欲低下により、自身で買い物に行ったり、食事、身の回りの片づけをすることは難しく、入浴の回数なども少ない状態。不安症状や自殺願望などもあり、就労することは難しく、家族の支えをうけて生活をしている。


申請結果:障害厚生年金2級:年額約200万(配偶者+子供4人の加算)

ご相談までの経緯

前職場での労働環境が非常に過酷だったことに加え、親族の入院なども加わり、休みが取れないことと、心労で日に日に体調が悪くなり、不眠や、動悸、息切れ、めまいなどがひどくなり休職、病院を受診。当時は適応障害と診断されました。その後、復職はできず、退職となり、傷病手当金を受給していました。
 退職後も症状は一向によくならず、うつ病も併発、傷病手当金の期日も迫る中、なかなか働ける状態には回復せず、お子様も多いとのことで、生活への不安から障害年金の受給をすることはできないかと当事務所にご相談を頂きました。

申請にあたって

まず傷病手当金を受給中であったことと、障害認定日まで少し時間がありましたので、主治医の先生とよくお話をしていただき、傷病手当金の受給期間満了後に障害年金を受給できるように調整を行いました。また、退職当時の傷病手当金の主症状は適応障害との記載がありましたので、この点についても、ご相談者様には障害年金の対象にならない可能性ある旨のご説明をさせていただいた上で、詳細なヒアリングをさせていただきました。
 現在はうつ病の症状もあり、うつ病の薬も飲んでいらっしゃったため、経過を詳細に記載した病歴・就労状況申立書とヒアリングをもとに、日常生活の困難さを詳細に記載した文書を主治医の先生にお渡しし、仮に、適応障害が主傷病でうつ病の併発が見られる場合には、診断書の備考欄にうつ症状についての記載をしていただけるようにお願いをいたしました。

申請結果

主治医の先生には、現在の主症状はうつ病であるとの診断を頂き、診断書にもそのように記載をしていただいておりました。診断書取得後すぐに申請を行い、3ヶ月程度で「障害厚生年金2級」の決定通知書が届きました。
 今回の請求では先発に適応障害が見られたため、ヒヤリングと主治医の先生への日常生活のご説明資料の作成、先生とご相談者様にしっかりとお話していただいて申請を進めることができたことが良かったと思います。

お客様の声

相談して本当に良かったです。この度は誠にありがとうございました。