脊髄動静脈奇形での受給事例(障害基礎年金2級)

query_builder 2020/12/04
障害年金の受給事例
障害年金 脊髄動静脈奇形 受給事例_R

障害年金の請求では、初診日から申請までの期間が長くなってしまうと、初診日がいつどの病院だったのかわからなくなることや、病歴就労状況等申立書も長くなってしまうため、申請の作業がご負担になってしまうことも多いです。


今回ご相談いただいたケースでは、一度ご自身で申請してみようとしたが、病歴就労状況等申立書の作成や初診日の特定にご苦労されたため、知人の社労士に相談したところ、当事務所をご紹介していただきました。


障害の状態

病名:脊髄動静脈奇形

性別:女性(50代)  


10代の頃から、体幹・歩行機能障害、下肢不随意運動などがあったが、日常生活の中でご本人の病気に対する対応の工夫もあり、20代以後は就労も可能な状態で過ごしていた。


しかし、継続的な機能障害での生活の中、自宅での転倒を期に、体幹・歩行機能、下肢不随意運動は更に悪化、就労することは困難となり退職。


日常生活においては、家族の支えや歩行機能維持のためリハビリなどを受けて生活をしている。


申請結果:障害基礎年金2級 年額:約78万

ご相談までの経緯

ご相談者様は、自身の就労への不安から退職を決断しました。


ご自身の状態が障害者手帳3級に該当するようになり、その際に初めて障害年金のことを知ったそうです。


はじめはご自身で請求手続きの準備をされていたそうですが、現在までの長期にわたる病歴などをまとめる作業や障害年金申請がわかりづらかったという事もあり、当事務所にご相談を頂きました。

申請にあたって

ご相談者様にはヒアリングのお時間を一度いただき、現在のお体の状況の確認と障害年金の制度説明、初診日の確認、どのような請求になるかなどをご説明確認させていただきました。


今回は、受診歴が20歳前にあり、30年以上前の受診状況等証明書が必要でしたので、記録が医療機関に残っているかが申請のカギでした。


また、診断書取得にあたっては、ヒアリングをもとに、現在の日常生活を送るうえでの困難さを詳細に記載した文書を主治医の先生にお渡し、診断書を作成する際の参考資料としていただきました。


事後重症での請求でしたので、1ヶ月でも早く申請ができるように急いで作業に取り掛かりました。

申請結果

最初の医療機関での記録は既に破棄されており、取得することはできませんでしたが、2番目の医療機関での記録が幸いにも残っており、また、その記録が20歳前のものでしたので、初診日の証明を行うことができました。


主治医の先生には、現在の状況を踏まえた診断書を記載していただき、診断書取得後すぐに申請を行い、受任から約1ヶ月で申請、その後約2ヶ月で「障害基礎年金2級」の決定通知書が届きました。


今回の請求は事後重症請求でしたので、いち早く申請を行うため、ご負担のない範囲でご相談者様にもこまめに当事務所とのLINEでの確認作業にご協力をいただき、スムーズに障害年金の認定をお届けすることができました。

20歳前傷病における初診日の取り扱いについて

初診日が20歳前にある場合では、具体的な日付の特定ができない場合でも、20歳以前に厚生年金期間がなく、2番目以降に受診した医療機関の受診した事実を証明する資料に記載された受診日から、障害認定日が20歳以前であることを確認できる場合は、初診日の証明を追加で求めることなく、申し立てた初診日を認めることができることとされています。


通常は保険料納付要件を確認するために、具体的な日付を特定していく必要がありますが、20歳前の傷病である場合で、複数の医療機関を受診していればいずれかの医療機関の証明を取得することができれば要件を満たす事ができる可能性が高いので、諦めずに記録の確認を行うようにしましょう。

NEW

  • 障害年金更新手続きの特例措置が更に延長【令和3年9月15日公表】

    query_builder 2021/09/17
  • 双極性感情障害・軽度知的障害での受給事例(障害基礎年金2級)

    query_builder 2021/09/17
  • リビング福島で障害年金についてのコラムを掲載していただいています!

    query_builder 2021/09/14
  • 障害年金を受けているとデメリットがあるってほんと?障害年金受給による影響について解説します!【動...

    query_builder 2021/09/12
  • 【障害年金動画解説】障害年金を申請するデメリットとは?

    query_builder 2021/08/27

CATEGORY

ARCHIVE