障害年金申請手続きの手順をご紹介!効率的な申請には順番が大切

query_builder 2020/09/04
ブログ
障害年金 申請 手順_R

障害年金の申請にあたっては、初診日の証明や診断書、病歴就労状況等申立書や年金請求書など、たくさんの必要書類があり、中には有効期限があるものもあります。


そのため、申請までに時間がかかってしまうのが一般的です。


そこで今回は、時間がかかる障害年金請求手続きを効率的に行うための手順をご紹介いたします。

障害年金申請にかかる時間の目安

疑問

障害年金申請にはどのくらい時間がかかるの?

セミナー講師

障害年金申請は、書類が全く揃っていない状態ですと、医療機関が証明書作成にかかる時間にもよりますが、3~4ヶ月程度かかってしまうのが一般的です。


年金事務所などの窓口に通いながらご自身で申請を進める場合には、5~6回程度窓口に通うことが多いそうです。


障害年金は申請後も審査に3ヶ月程度、長いと1年程かかってしまうこともあるため、実際に年金が手元に入金されるまでにはかなりの時間がかかります。


また、手順を間違うと、診断書の有効期限が切れてしまったりして取り直しが必要になってしまい、無駄な時間とコストが掛かってしまうこともありますので、計画的に手続きを進めていくことが重要になります。

効率的な障害年金申請手続きの手順

疑問

必要な書類がたくさんあって、何から作業したらいいか分かりません。どんな順番で作業すればいいの?

セミナー講師

そうですよね、たくさんあってなかなか分かりづらいですよね。


障害年金申請は作業の手順も非常に重要になってきます。障害年金申請手続きの手順にこれといった正解はないのですが、今回は当事務所の作業手順をご紹介していきます。


障害年金に特化している社労士事務所ではそれぞれに、効率的に申請を進めるための手順があると思いますので、ご自身の状況にあった手順を参考にしてみるのが良いかと思います。


当事務所では基本的に次のような手順で申請手続きを進めています。

※障害認定日請求(本来請求)を行う場合の手順のイメージになりますので、申請の仕方によって手順が変わる場合があります。



① 年金記録の確認   

  ⇩

② 初診日証明の取得  

  ⇩

③ 日常生活についての申立書作成  

  ⇩

④ 病歴就労状況等申立書作成   

  ⇩

⑤ 診断書の取得

  ⇩

⑥ その他添付書類の取得

  ⇩

⑦ 障害年金請求書の作成  

  ⇩

⑧ 申請



障害年金申請の方法についてはこちらで解説しています!

障害年金の請求方法にはどんなものがあるのか分かりやすく解説

年金記録の確認

座ってる白馬

まずは年金記録の確認ですね!

セミナー講師

そうですね!


想定される初診日時点で納付要件などの要件を満たしているかを判断する必要があるため、必ず最初に確認を行いましょう。


障害年金請求における「初診日」は重要で、保険料納付要件を満たしていさないため、障害年金が受給できない、ということもあります。


そのため、他に因果関係のある傷病による受診がないか、また、社会的治癒なども考慮した上で、「初診日がいつになるのか」「納付要件を満たすのか」を確認することが必要となります。

初診日証明の取得

疑問

初診日証明の取得って何をすればいいの?

セミナー講師

想定される初診日で保険料納付要件を満たしていれば、初診日の医療機関に受診状況等証明書の作成を依頼します。


初診日の証明を取得するのは、ご自身が思っていた初診日と実際の初診日が異なる場合があるためです。


想定した初診日の医療機関に証明をお願いしたら実は前医の紹介があったという場合がよくあります。


障害年金を受給するための3つの要件(初診日要件、障害認定日要件、保険料納付要件)全てに初診日が関係してくるため、初診日が変わってしまうと取得すべき診断書の現症日受診日なども変わってしまいます。


そのため、先に診断書を取得した後に、想定していた初診日が間違っていたことが判明すると、その診断書は使えなくなってしまう場合もあり、診断書を再度取得することにもなりかねないので、必ず最初に初診日を確定させましょう。


初診日を証明するための書類は、「受診状況等証明書」が原則ですが、カルテが既に廃棄されているなどの理由で取得できない場合には、「受診状況等証明書」を添付できない理由を申し立てた上で、次のようなものを参考資料として添付します。


交通事故証明書、労災の事故証明書、身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳・身体障害者手帳等の申請時の診断書、生命保険・損害保険・労災保険の給付申請時の診断書、健康保険の給付記録、労災の証明書、お薬手帳、糖尿病手帳、領収書、診察券(可能な限り診察日や診療科がわかるもの)、第三者証明  など


ただし、初診日の病院と現在受診している病院が同じ場合には受診状況等証明書などの初診日の証明は不要になります。



初診日についてはこちらで解説しています!

障害年金の初診日とは?初診日の特定が最重要です!【動画解説あり】

現在の就労や日常生活について書き出し

座ってる白馬

次は現在の就労や日常生活についての書き出しですね!

セミナー講師

そうですね!


診断書取得の為の準備として、現在の就労や日常生活の状況についてお聞きしています。


診断書には現在の就労や日常生活にどのような支障があるのかがしっかり反映されていることが重要になります。


しかしながら、診断書を書いていただく先生は検査成績や臨床所見については当然把握されていますが、一緒に生活しているわけではないため、患者様の日常生活の支障について細かく把握することは難しい場合もあります。


日常生活の支障について、先生にお伝えしているとしても、短時間の診療の中ですべてを詳細に把握していただくことはお互いに容易ではありません。


そのため、当事務所では、日常生活の支障について正しく評価をしていただくため、ご本人様と綿密なヒアリングを行い、ご自身の日常生活で困っていることを一覧にして、診断書を書いていただく先生にお渡しするようにしています。


また、障害年金の審査の際の参考にもなるため、現在の日常生活状況を申立書にして申請時に一緒に年金事務所へ提出するようにしています。

病歴就労状況等申立書の作成

疑問

先生、次は何をするんだっけ?

セミナー講師

現在の日常生活の状況を把握することが出来たら、次に病歴就労状況等申立書を作成します。


当事務所では診断書よりも先に病歴就労状況等申立書を作成してしまいます。


これも診断書作成時の参考資料として医療機関に提出するためです。


日常生活の状況と同様に先生が過去の経過をすべて把握することは困難であるため、診断書作成依頼時に提供することで、伝えきれていなかった経過を詳細に書いていただけることが多くなります。


病歴就労状況等申立書は診断書取得後に、診断書の内容と齟齬がないかを確認し、必要に応じて修正を行ってから申請を行います。

診断書の取得

座ってる白馬

次は診断書の取得だね!

セミナー講師

日常生活の状況に関する資料と病歴就労状況等申立書が完成したら、医療機関に診断書の作成を依頼します。


その際には、いつの診断書が必要なのか必ず伝えましょう。


認定日請求では、障害認定日以後3ヶ月以内の現症日の診断書が必要となるため、異なった現症日の診断書が出来てしまうことを防ぐためです。


また、診断書作成には時間がかかることが一般的ですので、どのくらい時間がかかるのかを確認し、いつまでにほしいのかをしっかりと伝えるようにしましょう。


障害年金で使用する診断書についてはこちらで解説しています!

障害年金の診断書について解説!診断書は全部で8種類!

その他必要な添付書類を集める

疑問

必要な添付書類って具体的にはどんなもの?

セミナー講師

主な添付書類としては、


戸籍謄本や年金手帳の写し、預金通帳の写し、加算対象者がいる場合には住民票や所得証明書 など


を必要に応じて添付していきます。


請求書に、マイナンバーカードを添付することで、省略できる書類も多いですので、窓口に必要書類は確認するようにしましょう。

年金請求書の記入・申請

座ってる白馬

最後に年金請求書を書いて申請ですね!なんだか結構難しそうだったなあ。

セミナー講師

そうですね、少し複雑な内容のところもありましたね。


最後に年金請求書を今までに準備してきた資料を参考にして記入し、押印(認印でOK)して窓口に、受診状況等証明書、診断書、病歴就労状況等申立書、その他添付書類とともに提出を行います。


なお、ご本人が請求書を記入した場合は、押印は省略できます。


提出の前には必ずすべての書類をコピーし、保存しておくようにしましょう。


不支給や想定よりも下位認定されてしまった場合の不服申立がスムーズに行うことが出来ます。

座ってる白馬

ありがとうございました!なんとなく作業手順のイメージがつきました!

頑張りましょう

よかったです!障害年金の申請には時間がかかりますので、体調を見ながら少しずつ進めていくのがいいかもしれませんね。


今回は障害年金申請手続きの手順をご紹介いたしました。


実際には同時に作業を進めたり、手順が前後する場合もありますが、最初に申請手続きの方針、作業の段取りをしておくことで、スムーズに申請が行えますし、また診断書の取り直しなどをする必要がなくなりますので、是非参考にしていただければと思います。


年金制度は複雑であるうえに、手続きも大変なことが多いです。少しでも心配事や疑問がある場合は、できるだけ早く、社会保険労務士などの専門家に相談してみましょう。


当事務所では動画で障害年金の解説も行っておりますので、是非ご参考にしていただければと思います!

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