障害年金申請のための社労士の選び方のポイントについて解説

query_builder 2020/08/23
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障害年金 社労士 選び方 社会保険労務士_R

障害年金の申請をしてみようと思って調べてみたら、制度が複雑だったり、提出書類が多くてご自身やご家族では難しいという場合には、年金の専門家である社会保険労務士に相談もしくは申請を依頼してしまうということも一つの方法です。


特に初診日が分からない、初診日の証明を取ることが出来ない場合には、豊富な経験から解決に導いてくれる場合もあります。


初回の相談は無料で対応してくれる社労士事務所もたくさんありますので、一度相談をしてみてみるのも良いかと思います。


今回は社労士に相談・依頼するにあたって、どんな社労士事務所を選ぶと良いのか、その選び方についてご紹介していきたいと思います。

障害年金は自分で申請できるか

疑問

そもそも障害年金申請は自分でもできるものなの?

セミナー講師
障害年金申請においては、皆様一人ひとりの傷病の状態や医療機関の受診状況、周囲の協力の有無などの条件が違うので、「自分で申請できる」とは一概には言えませんが、ご自身やご家族で手続きをされて、受給されている方はたくさんいらっしゃいます。

状況によっては、比較的に簡単に申請ができる場合もありますし、反対に初診日の特定や申請にあたっての判断など難しい場合もありますが、社労士でなければ絶対に出来ないという申請ではありません。

障害年金は公的年金ですので、公的な相談窓口もたくさんあり、年金事務所や市区町村窓口のほか、医療機関によっては相談が可能な場合もあります。

当然初めての手続きとなる方がほとんどかと思いますので、多少時間と労力がかかりますが、年金事務所に通って指導を受けながら申請をすることが可能です。
※年金請求書提出までに5~6回程度窓口に通われるケースが多いようです。

当事務所でも、申請が比較的容易なケースではご自身で申請されることをおすすめする場合もございます。

もし、「お一人での申請が難しい」「ご家族と一緒に(もしくはご自身で)一度申請に挑戦したけれども難しくて途中であきらめてしまった」「不支給となるのが不安で専門家に相談したい」「年金事務所の窓口で手続きに必要な書類が揃わないために申請が出来ないと言われたが諦めきれない」など、申請に関する心配・悩みがある場合は、一度社会保険労務士にご相談することをおすすめいたします。

ご自身で申請を進めるための公的窓口をご紹介していますので、こちらも是非御覧ください。

福島県内の障害年金相談・申請の公的窓口をご紹介

社会保険労務士に障害年金申請を依頼するメリット

疑問

社会保険労務士に申請を依頼するとどんなメリットがあるの?

セミナー講師
社労士に申請を依頼する場合には、当然報酬が発生してしまいます。
それでも年金の専門家である社労士に申請を依頼するメリットは次のようなものがあると考えています。



①難しい・煩雑な手続きをすべて任せられる

ご自身で申請をする場合には、手続きに必要な書類の収集や作成をすべてご自身で行わなければならないことはもとより、障害年金の制度そのものへの勉強や情報収集が必要になってきます。

それらを社労士に任せることにより、ご自身は治療や療養、社会復帰に専念することが可能です。


②窓口に出向く必要がなくなる

ご自身で申請をする場合には、年金事務所の窓口などへ通うことが必要となる場合がほとんどです。

ご自宅の近くに相談窓口がない場合や、移動手段が限られている場合には、何度も窓口に通うことそのものがハードルとなってしまうことがあります。

現在、年金相談は予約制となっており、1周間以上先まで予約が埋まっている場合などもよくあります。また、年金事務所は基本的にに土日・祝祭日は開庁しない(毎月第二土曜日のみ開庁)ため、平日に行動できない場合などは請求までに非常に時間がかかってしまうことも多くあります。

そのような場合、社労士が代行で申請を行うことで、ご自身は窓口へ出向く必要がなくなります。


③様々な案件をもとに的確なアドバイスがもらえる

年金の専門家である社労士は、多数の案件を経験しており、それらをもとに申請の方針を立てて申請書類の作成を行うため申請までのスピードも早く、また、社会保険制度に精通しているため障害年金の申請以外にも的確なアドバイスを行うことができます。

書類が揃わないために窓口で申請が難しいと言われてしまった場合でも、知識・経験に基づいた特例的な方法をアドバイスするなど、解決へ向けての対応が可能です。


④医療機関に障害の状態を正しく伝える・表現するためのアドバイスをしてくれる

障害年金の審査は、書類審査であるため、申請書類に記載されていないことは評価してもらえません。

特に、障害等級認定については診断書の記載内容に大きく左右されます。

例えば、精神障害の場合、日常生活の状況について診断書を書く医師に詳細に伝えていなかったがために、実際よりも軽い状態の内容の診断書となってしまい、想定していた等級よりも低い等級で認定されてしまったということもあります。

そこで社労士は、医師へ日常生活の状況を詳細に伝えるための資料作りやアドバイスを行ってくれます。

障害年金申請にあたっての社会保険労務士事務所の選び方

疑問

たくさんの社会保険労務士事務所があるけどどこに依頼するのがいいの?

セミナー講師
そうですよね、社会保険労務士事務所もたくさんあって、どこを選べばいいかわからないですよね。

ご自身にとってピッタリの社労士事務所を選ぶポイントをご紹介いたします。



①専門もしくは専門部署を持った社会保険労務士事務所

社会保険労務士は取扱分野が多岐に渡り、特に一般企業向けに労務の相談を受けている場合が多く、年金分野、特に制度が複雑な障害年金については普段取り扱っていない社労士事務所は多いです。

もし、引き受けてくれる場合でも、ノウハウの蓄積が十分にない場合がありますので、HPなどで、障害年金専門もしくは障害年金相談の専門部署を構えている社労士事務所に相談することをおすすめします。

電話や無料相談などで、ご自身が障害年金で特に疑問に思っていること、不安に感じていることを質問してみてください。

即座に的確な回答をしてくれる場合や、難しいケースのため調査した上で回答するといった回答の場合は良いですが、なんとなくごまかそうとしているような回答であったり、質問の趣旨を取り違えているような場合は、社労士も実は良く分かっていない、ということがありますので注意が必要です。


②十分な申請実績があるか

障害年金はご相談者様一人ひとりで全く状況が変わってくるため、申請件数を数多くこなしている社労士事務所はそれだけ多くのノウハウの蓄積があります。特に難病系の申請などではそもそもの案件が少ないため、件数をこなしている社労士事務所はその分、珍しい傷病への知見を持っている可能性が高まります。

障害年金を扱っている社労士は自身の事務所だけではノウハウの蓄積に限界があるため、難解事例などを共有するための勉強会やセミナーを定期的に開催している場合が多く、そのような場に積極的に参加し、相談者様への貢献のために自己研鑽を常に行っている社労士であるかどうかも非常に重要です。


③相談にあたって融通が効くか

一般的に社労士事務所は、平日日中の営業で土日・祝祭日はお休みとなっている場合がほとんどです。

しかしながら、障害年金の相談においては、夕方以降や休日にしか相談が出来ない方も多くいらっしゃいます。

相談日時や相談方法、相談場所など、相談者様それぞれの都合に合わせて、ご希望に応じた対応をしてくれる社労士事務所であるかも重要です。

相談にあたっての希望がある場合には遠慮せずに聞いてみるようにしましょう。


④実は相談する社労士の年齢も大切

障害年金は更新の必要のない永久認定となる場合もありますが、1年~5年の認定期間で更新を繰り返す有期認定となる場合がほとんどです。

更新の際に、特に軽快していないのに等級不該当となり、不本意なタイミングで年金が止まってしまう場合もあります。

一度障害年金の認定を受けたとしても、長期間に渡って更新が必要となる場合がほとんどであるため、最初の申請以後もずっとサポートしてもらえるのかも大切な要素になります。
ご自身と相談する社労士との年齢の関係についても検討するポイントになります。


⑤HPなどに公的機関を敵視するような主旨の記載はないか

もし、HPなどに次のような主旨の記載がある場合は、信頼性にかける社労士事務所である場合があります。

「年金事務所に障害年金のことを聞いてはいけない」
「年金事務所の担当者はなるべく申請を受け付けないようにしている」
「障害年金の審査は不支給にするために行っている」 など

このような表現は、公的機関の中立性やその信頼性を損ねるものです。

公的機関は制度にのっとった手続きをしているため、必ずしも相談者様に寄り添った対応が難しい場合もありますが、障害年金を支給しないために粗探しをするようなことは一切ありません。

公的機関を敵視し、自身の事務所への相談を誘導するような表現をしている社労士事務所は信頼できる事務所とは言えません。


⑥話をしてみて、安心して相談できるか

障害年金申請においては、ご相談者様と社労士の信頼関係の構築が最も重要です。

日常生活の困り事や、現状に至るまでの経過を事細かに、時間をかけてお聞きしていくことになるため、社労士との相性はとても大切です。

年配の社労士がいい、若い社労士がいい、頼れる男性社労士がいいと思う方もいれば、相談しやすい雰囲気の女性社労士がいいという方もいらっしゃると思います。

一度相談してみて、相談しづらいと感じた場合には、他の社労士をあたってみるのも良いかと思います。

なんでも包み隠さずに相談できる関係の構築が結果として申請がうまくいく要因となる場合もあります。

座ってる白馬

ありがとうございます、参考になりました。

頑張りましょう
今回はご自身で障害年金請求をすることは可能かという点と、相談する社労士事務所を選ぶポイントについてご紹介いたしました。

もし、少しでも心配事や疑問がある場合は、できるだけ早く、年金事務所などの窓口や社会保険労務士などの専門家に相談してみましょう。


当事務所では動画で障害年金の解説も行っておりますので、是非ご参考にしていただければと思います!

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